犬の骨肉腫

2018年10月20日ジャックが左前脚を痛がり歩こうとしないので病院へ行きました


以前から時々跛行はありましたが数日すると治っていたのであまり気にしていませんでした


いつもお世話になっている動物病院でレントゲンを撮り先生から『骨のまわりがもやもやしているので一度大きな病院で診てもらってください』と言われました


仕事の都合ですぐに連れて行ってあげられなかったのですが11月3日CTもある動物病院へ連れて行きました


そこでレントゲンを撮り先生がひとこと『骨肉腫だと思われます』


骨肉腫?『骨の癌です』先生の言葉に耳を疑いました


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時が止まったようでした。癌ですか?『そうだと思います。大型犬に多い進行性の早い骨にできるガンです。』


何度聞いても実感が湧きませんでした。いや信じたくなかったんだと思います。嘘であってほしい。治る病気であってほしいと…


それから先生は一冊の本を出して骨肉腫のところを読んでくれました


このガンになるとまず進行性が早いこと。骨肉腫が見つかった時点で転移があること。などなど耳を疑うようなことばかり書いてありました


『レントゲンを見る限りかなり進行しています』とのこと…


第1の手段は断脚(足を切断すること)…簡単に言うけど切断って…足を切るんだよ?そんな簡単に決められないよ


先生は『切断はあくまで痛みを取ってあげるんです。断脚して他に転移がなければ抗がん剤治療をしていきます。』


もう何が何だか…さっき骨肉腫って聞いたばかりなのに次から次へと話してくれます…


骨肉腫はかなりの痛みを伴なうそうです。人間には耐えられない痛みだそうです。


実際ジャックは左前脚をつきたがりません。右前脚を使い跛行状態。


ジャックは必死に痛みに耐えていました。気づいてあげられなくて…ごめんね…ジャック…


先生が紙に選択肢を書いてくれました『ご家族と相談してきてください』


断脚するかしないか…抗がん剤を使用するのかしないのか…家族と相談するため痛み止めだけもらい帰りました


帰りの車の中で涙が止まらずずっと泣き続けた…そしたら後部に乗っていたジャックが心配そうに鼻でつんとしてきた


自分がガンだというのに人の心配…また涙が溢れました


病院へ行く前はこんないい顔して散歩してきたのにね


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よく行っていた散歩コース・・・お友達もたくさんいたね



それから帰って家族と相談しました。どうするのが正解なのか…ある人は正解なんてないと言います


治療をせずに自然に任せて最後まで看てあげるのも一つの決断…


断脚して抗がん剤治療もひとつの決断…何が正解か分かりませんでした


飼い主として何をしてあげたらいいのか…私たちにかかっているのは分かっていますが決めかねていました


日中仕事していても考えてしまう始末…でも早く決めてあげないとジャックは苦しんでいますから


私たちが出した決断は…CTを撮って肺に転移していなければ足を切って痛みを取ってあげようと…


片足になっても長生きできるなら支えてあげようと思い先生に相談しました


先生は『CTを撮るときに麻酔をかけますから肺に転移がなければそのまま手術に入ります。転移があればご連絡します』と言われました


11月12日CTを撮るため朝から動物病院へ連れて行きました…血液検査などをして異常がなければ麻酔をしてCTを撮り結果次第でそのまま断脚手術へ…


外に出て車で待機することにしました。


そして携帯電話がなり先生から『肺への転移が見られたため手術はしません。お話したいのでこちらに来ていただけますか?』分かりましたすぐ行きます


中に入り先生からCT画像を見せていただきました。肺に3か所ほど転移がありました。


これは何を意味するのかというと…断脚手術もせず抗がん剤も使用せず自然ままにということです


その場合2~3か月と本には書いてありました…


先生の話が終わり麻酔から覚めたジャックを迎えに行きました


私たちを見るなりジャックが喜んだこと喜んだこと。その姿を見て断脚しないほうがよかったのかなとも思いました


昔骨折して麻酔かけられてから病院嫌いだもんね…病院に行くと震えるんです


それから薬を2週間分もらって帰りました



毎週ジャックの好きな公園へ車で連れて行きました



ここへ来たときはこんないい顔するんです


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歩き方がおかしいせいか色んな方から声をかけていただいて…心配していただいて…


大型犬を飼っていらした方から我が家も数年前に癌やったけど死んだわとか


同じ犬種で肺にがんのある方からも声をかけていただき励ましの言葉をかけてもらいました


悲しいけど飼い主がしっかりせんとね…その強い言葉に私は救われました


そうだ病気で戦っているのはジャックなんだ…私がしっかりしなきゃと…


先生からも最後まで面倒見てあげてくださいと言われていた


だからできることはしてあげようと思いました


日中いない間は外の部屋へ出してあげて夜は家の中へ


休みの日はジャックの好きな公園へ


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気が付くともう2月になっていました…2月15日で11歳になりました


誕生日を迎えられてよかったね☆


先生から少しづつ食事も食べれなくなって水も飲めなくなって…立てなくなって呼吸が苦しくなって亡くなりますと言われていました


そんな日がいつか来ることは分かっていたはずなのですが…


2月に入ってから食欲がなくなり…立てない日もあり…おしっこうんちで汚れていたり…そんな日が多くなりました


後ろ足の筋力もだいぶ衰えていました…それでも呼んだらしっかり耳は聞こえていました


2月20日仕事から帰ってから外の部屋をのぞくと布団の上でおしっこうんちをした状態で立てないジャックがいました


立とうとしたと思いますが左肩も癌の影響で腫れていて後ろ足も弱っているせいか立てなかったのでしょう…


排泄物を片付けてジャックの体を拭いてあげて家の中へ連れて行きました


ごはんをあげましたが食べません…仕方がないのでしばらくそのままに…


30分後あげようとしますが食べません…ジャーキーがあったのでそれをあげると食べました


そのあとお風呂に入りあがってくるとジャックの様子が変です


横たわり呼吸がおかしい…これはいつもと違うなと思いました


そうすると主人が帰ってきました…ジャックの様子に異変を感じたようです


21時くらいだったのですが先生から様態が急変したらいつでも電話してくださいと言われたので電話しました


現状を伝え30分ほどで行くことになりました


その間もジャックの呼吸はおかしいまま…横たわり動けません


背中やおなかをさすってあげてジャックジャックと何度も呼びました


ある本にはこの時の犬は痛みなどはなく苦しくないと書いてありました…それならいいけれど…


4歳になる娘が怖がるので主人が別の部屋へ行っている間にジャックは最後に私のほうを向いて一吠えして静かに息を引き取りました


11歳と5日の犬生でした…最後までジャックは本当によく頑張ってくれました


人間には耐えられない痛みをかかえながら私たちに愛をたっぷりくれました


ジャックがいたから楽しい思い出もたくさんできたし犬同士の繋がりも出来ました


ジャック本当にありがとう☆もう痛みに耐えなくていいんだよ☆


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ジャックはお星さまになってしまいましたがまた生まれ変わってくる準備にはいったのだと思います☆


このブログを最後まで読んでくれた方ありがとうございます☆


そしてジャックと仲良くしてくださった方々、本当にありがとうございました☆


2019年2月28日



この記事へのコメント

ベルパパ
2019年03月16日 19:15
ジャック、元気にしているかなと思って久々にブログを開いたら悲報通知でした。文面を読んでいて涙が止まりません。元気なうちに一度、ベルと会わせたかったですね。家(千葉)が近くであったら良い遊び友達になっていたでしょう。ベルも8歳になり、父(トビ)も10歳で亡くなっていることから、徐々に覚悟の準備はして来ていますが、でも15歳くらいまではと希望的に思っています。ジャック、天国で、お星さまとなって、やがてベルが行ったら仲良く遊んでくださいね。優しい両親に育てられ、看取られた11年間の犬生、ジャック、幸福でしたね。
2019年03月17日 10:33
ベルパパさん
久しぶりのブログにコメントありがとうございます。しばらく毎日帰ってから泣いてました。未だに思い出したり他のわんちゃんを見ると自然に涙が出てしまいます。家の中で三頭のラブラドールが走り回っている夢を見たり変な現象もありますがジャックが見せてくれているのかなと思っています。未だに最後に吠えたのはありがとうなのかもう泣くなよと言ったのか色々考えてしまいます。毎朝ジャックの遺影におはよう行ってきますをいつもの様に言っています。少しづつですが前向きになっていると思います。
ベルももう8歳なんですね。シニア犬ですね。でもまだまだ元気に過ごしてほしいものです。最後まで一緒に素敵な日々をお過ごしください☆

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